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おいしいといわれる天然ミネラル水の中には、地質層や岩石層に含まれるミネラル成分(カルシウム、マグネシウムなど)や苔・藻などの微生物など500種以上の物質がほどよく溶け込んでいます(ただし、微生物が多く含まれる水は飲料として使えません) また、水の硬度もおいしい水に関係してきます。よくいわれる軟水と硬水というのが、それです。 水に含まれているミネラル成分(カルシウム、ナトリウム、カリウムなど)によって区分されています。 ミネラル成分が1リットル中100mg以下が軟水、200mg以上が硬水とされています。 日本の水の場合はほとんどが100mg以下の軟水です。 おいしいの感じ方には個人差がありますが、厚生省の「おいしい水研究会」の調査結果ではつぎのようになっています。 ■蒸発残留物(ミネラル):30〜200mg/1L ■硬度:10〜100mg/1L ■遊離炭酸:3〜30mg/1L ■過マンガン酸カリウム消費量:3以下 ■臭気度:3以下 ■残留塩素:0.4mg/1L以下 ■水温:最高20度以下 上記のような含有成分の他に、水のおいしさを決める要素として水温があります。 ぬるい水も冷たすぎる水もおいしくないように、水をおいしく飲むための適温というものがあります。 飲み物をおいしく飲むための適温は、体温マイナス25度だと言われています。 体温も個人差がありますので、だいたい10〜15度がおいしい水の条件といえるでしょう。
軟水と硬水の差は、水の中に含まれるカルシウム・ナトリウム・カリウムなどさまざまなミネラル成分(鉱物質)の量の違いです。 ミネラル分が多く含まれると水の味は硬く感じられ、少ないと軟らかく感じられます。 水の硬さを科学的に算出した数値が「硬度」と呼ばれるものです。これらはミネラルの主成分であるカルシウムとマグネシウムの量を測定したものです。ミネラル成分が1リットル中100mg以下が軟水、200mg以上が硬水とされています。 日本の水の場合はほとんどが100mg以下の軟水です。 硬い水は口に含むと引き締まった味がします。冷蔵庫で冷やせば、味のクリスタル感は一層強調され、よりおいしく感じると言われています。 軟らかい水は口の中で優しく広がります。香りや風味を大切にする日本茶や紅茶などには、軟らかい水が向いているようです。
日本の地下水は、地下にとどまっている期間が短く、地中のミネラル分の影響が少ないため軟水が多いのです。 逆にヨーロッパなどの大陸の水は、石灰岩が多い上に、地下の滞留期間が長いために、ミネラルが溶けすぎてしまい硬水となってしまいます。ヨーロッパでは硬度200〜300以上という水もあるほどで、軟水になれている日本人はお腹を壊して下痢をしてしまいます。ヨーロッパでミネラルヲーターがよく売れるのは、水の硬度が高いためと言われています。 また、ヨーロッパでは石鹸がほとんど泡立たないとうことがよくあります。 これは硬水の中にはカルシウムやマグネシウムが多量に含まれているため、これが石鹸の脂肪酸と結合し、水に溶けない形になって沈殿してしまうためです。 水の硬度の違いは料理にも反映されています。 ヨーロッパのように料理にはあまり向いていない硬水のところと、日本のように軟水のところでは、おのずとその料理方法が変わってきます。 例えば、フランス料理では水を使うよりも、蒸すとか、油でいためたり、牛乳やワインを加えて煮たりすることが多くなります。 日本料理では古くから水を使って煮物・汁物・ゆで物といった料理が多くあります。 同じ理由でヨーロッパ諸国ではワインがつくられています。 ワインはブドウを発酵させてつくりますが、ブドウに含まれる糖分と水分だけを使うために水はいらないからです。 ただしヨーロッパ諸国の中でもイギリスの水は軟水です。 日本と同じ島国であるイギリスは、水の質も日本に似ており軟水なのです。 そのためイギリスではウィスキーづくりが盛んになりました。
体に良い水とは、古代の海水または母親の胎内の羊水と同じミネラル成分を含んだものとされています。 私達人間の体液(水)は、量こそ違っても海水と同じミネラル成分を含んでいるからです。 人類の始祖は太古の昔「最初のスープ」とも呼ばれる古代の海水の中で誕生しました。その時の構造を現在も尚引き継いでいるため、体液(水)は海水と同じミネラル成分を必要としているのです。 体に良い水のポイントとしては、 ■有害なものを含まないこと ■酸素と炭酸ガスが充分に溶け込んでいること ■水の硬度が高すぎないこと ■PH(ペーハー)は弱いアルカリ性であること
水=H2Oというのは誰でも知っていることです。H2Oは水の分子が、2つの水素原子と1つの酸素原子が結びついてできていることを示します。 しかし水に何も混じっていない純水を考えた場合でも、完全に水=H2Oと言い切ることはできません。それは水素原子の質量に違いがあるからなのです。 1943年、ユーリーというアメリカの学者が、純水の中には普通の水素原子と酸素原子の他に、2倍の質量を持った水素原子があることを発見しました。 この2倍の質量をもった水素原子は重水素と呼ばれ、Dで表します。 すなわちH+H+Oで成立っている水の他に、H+D+Oの水、さらにD+D+Oの水があることがわかったのです。 このD2Oの水は重水と呼び、H2Oは軽水と呼びます。 このように一口に水と言っても、さまざまな原子の集まりでできており、その組合せ次第で18種類もの水が存在しています。
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